吉祥寺

吉祥寺の沿革​

弘長年間(1261~1263)源姓足利氏五代の頼氏が、覚恵和尚を開山として創建したと伝えられ、頼氏の供養塔が残されています。 頼氏は、四代目泰氏の三男で、初めは利氏と称しましたが、母が北条時頼の娘だったことから、時頼が出家(最明寺入道)した康元元年(1156)8月、外祖父の諱により頼氏と改名しました。 治部大輔(従五位下三河守)として鎌倉幕府に出仕していた頼氏は弘安3年(1280)入道して義任と号しました。

天台宗​

義任山吉祥寺は天台宗の寺院です。 天台宗は延暦25年(806)に伝教大師最澄により開かれました。