この半鐘は本堂の軒下に掛けられております。乳は四段四列、駒の爪は肥厚しており、池の間には陰刻がみられます。元文5年(1740)の作で、「普門品壱萬巻の読誦」、「半鐘供養」などの銘とともに鋳工の名、場所まで知ることができます。この銅製半鐘の他、別の場所に不動明王像・蔵菩薩像の彫刻2体が足利市の重要文化財に指定されています。